北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

コペンハーゲンのスウェーデンクリスマスコンサート

街をちょっと歩くだけで、クリスマスが近づいていて来ているのが感じられる今日この頃ですが、それでも12月25日に向けてイベントはどんどん増加してるみたいです。私の住んでいるマルモでも、週末ごとにイベントが開かれているし、クリスマスマーケットも先週に立ち始めました。

コペンハーゲンのクリスマスマーケットはまだのようですが、クリスマスの準備は始まっています。特にこの時期多いのが、クリスマスコンサートJulekoncert。バッハやビバルディ、ヘンデルなどのクリスマスミサ曲や歌曲のコンサートがあちらこちらで開かれています。

偶然みつけて出かけたコンサートは、コペンハーゲンのちょっと端の方にあるDen svenske KirkeのJulekoncert。

約一時間のコンサートは、全て歌ミサの曲。オルガンと古楽器の一つであるリコーダーの伴奏による歌曲が、披露され、高い白天井に華やかなキャンドルホルダー、飾られたクリスマスツリーが、雰囲気をより美しく演出していました。古き良き学生時代(キリスト教の学校に通っていたので...)を思い出して浸っていました。
最後に全員でクリスマス曲を合唱しましたが...渡された教会歌の冊子は、スウェーデン語...。

そう、途中で気がついたのですが、コペンハーゲン(デンマーク)にあるスウェーデン教会でのコンサートだったのです。だいぶ古い教会で、どうやら19世紀はじめに建築された建物のように見受けられました。
「集まってくれてありがとう」と最後に皆に挨拶している神父様もスウェーデン語で挨拶しておりました。

マルモに住んでいるので、スウェーデン語はたまに聞くのだけれど、それでもコペンハーゲンスウェーデン語を聞くのは少々不思議な気分でした。