北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

コペンハーゲンの京都人と大阪人

デンマークで,京都人と大阪人に会いました。なんだか昔を思い出して懐かしく思う数時間。
そういえば,意思の疎通がうまく行かなくって悩んだなーとか,文化の違いってこんなにあるんだとか,非常に驚いた事を思い出します。

しかし,大阪人とデンマーク人が似てるとは考えても見なかった。話を聞いて,始めて考えた事だったけれど,そう,大阪人とデンマーク人,似てるらしいんです,これが。

1) 安く手に入れたものを自慢する。
アナ(デンマーク人1):聞いてやー,これ,20kr(クローネ)で買うてんねん。
エルサ(デン2):えー、むっちゃ安いんやんけ。
リーナ(デン3):なにゆうてん。私これ,19krやで。へへん。...つづく。
(東京では、まずない会話かな。そんな高くなかったよ、とブランド品を見せるというのはあるかも知れないけれど:そう書くと,なんだかとても嫌な人だ...)

2) 最後の一個を気にせず取る
東京では,皆でおやつを食べているとき,最後の一粒は必ず残ります。はしたないから誰も最後の一個には手をつけない。でも,関西人には関係ない。
「お、まだ一つのこってる。もーらい。」と言えるのが関西人。そこに,「お前食べ過ぎや。よこせ。」と言えるのも関西人。関西人と一緒に食事をしていたら東京人は泣き寝入りです。
デンマーク人は...,他人を気にしないから最後の一個でも関係なく食べる。

私は,まだまだ関西人にもデンマーク人にもなれません。

注:極端な表現を使いましたがご容赦を。
関西弁は未だに良く分かりません。おかしかったら是非,ご一報を。