北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

デンマークもスウェーデンも青LED

一つ疑問に思っていることがあります。あの、かの有名な青色発光ダイオードスカンジナビアの関係についてです。

こちらに来てから、スウェーデンデンマークがデザイン王国と言う名に恥じないぐらい、とてもデザインセンスに溢れ、かつ奇抜なオブジェクトにたくさん出会っています。何のオブジェかと驚かされるぐらいセンスに溢れた、Metroの駅。突如として現れる,赤煉瓦の壁(壁だけ)。空に浮く宇宙船のような新しいオペラ座。しかし...突如として、センスを疑いたくなるようなモノもあります。

その一つは、トイレ。あの便座が冷たいということは、まぁ、ヨーロッパだから許すことにしましょう(注)。しかし、あのアオトイレは、一体なに?

はじめに発見したのは、マルメでした。公共トイレの入り口が開いていて、通勤中に中が見えたのです。その、室内に使われている蛍光が、青。青?と始めは、目を疑いました。しかし、何度見ても青色の蛍光灯を使っているのです。その次に、みつけたのは、かのコペンハーゲン大学KUAの女子トイレ。ある箇所だけ、青蛍光の部屋となっており、気分は宇宙船の中か,金曜のクラブか....。

KUAのトイレデザインには、一家言ありますが、特に青色蛍光が不思議でしょうがないのです。
あれは、心理的に安らぐとか、何か意味があるのでしょうか。マルメにもあったことですし、何か意味があるに違いないと思っています。

注:許すとはいっても、何か行動を起こしたいと思っています。ヨーロッパの公共施設のトイレに、暖かい便座の導入を進める会(仮称)として、共に活動してくれる人募集中。