北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

デンマークでのお茶のお稽古

本日は特別編、お茶のお稽古です。何で特別?かと言うと、今回は、我がグループで初めての畳でのお稽古だから。
場所は、東海大学ヨーロッパ学術センター。Vedbækという海岸沿いにあり、建物からは、海が美しく見えます。デンマークの高級住宅地の中の一角。デンマークの景色や庭でも有名なルイジアナ美術館もこのエリア、デンマーク人作家のKaren Blixen(カレンブリクセン)もここにあります。

東海大学ヨーロッパ学術センターには、日本から資材を取り寄せて作ったお茶室があります。私達のお稽古は、正座でのお稽古もままならない状況。前々から利用させてもらえないかと考えていたのです。

お茶室は予想以上に、充実しており、30年経っているとは思えないほど。今回、初めてフルに、茶道の道具を使いました。やかんでもなく、泡立て器でもなく、お茶の道具を使えるこの素晴らしさ。

今日のお軸 出船
今日のお菓子 干菓子

ちなみに、お軸は、なにかの始まりの時はよく使うという"出船"。センターからは、海も見えましたし、船の出航(茶室デビューもかねて)を意味しているそうです。本当は、茶事では干菓子は使わないとの事だけれど、デンマークでの練習だからOkでしょう。何よりも日本のお菓子だし♪