北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

お茶のお稽古

今回のお茶のお稽古は、参加者のお宅で行いました。このお宅、コペンハーゲンの昔からの高級住宅地にある素敵なお屋敷。玄関には、待合があり、二階に上がる階段は、まるでSound Of Musicのフォントラップ大佐のお家のよう(私、ミュージカル映画大好きです)。お庭には、りんごをはじめ、果物の木が植えられているし、グリーンハウスまであります。私たちのお茶の先生の第一声は、"茶花に不自由しないですね。"

今日のお菓子は、特別。メンバーの一人が前の日から作っていた和菓子。まさか、日本の手作り和菓子が食べられるとは!ほっこりしたつぶ餡に、優しい衣。心まで優しくなれるひととき。

お稽古は、お菓子の準備の仕方から、とり方なども行いました。お茶は、形式がたくさんあると思われがちだけれど、結局その背景にあるのは、他者に配慮する心と、気持ちよくすごすための心構え。静かに、器を眺めていると、マラソンで長距離を走った時のようなハイな気分になってきます。

皆様今日もありがとう!

お菓子銘 寒月
御成   優昧軒
お軸   茶三昧(ちゃざんまい)

お軸は、"すてきなお部屋、お庭、お菓子、お茶と器に囲まれたお稽古"であったことから。