北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

いつもの事ながら、風邪を引いた。気をつけてはいるのだけれど、スカンジナビアの冬は、湿気がタップリ。ブーツを履いていても、外をしばらく歩いていると、足下が湿ってくるのがわかる。だから、長靴が流行るのか...。

頭痛がひどいし、喉が痛い。風邪薬みたいなものがないかなと、捜していたところ,薬局で民間薬のようなものを薦められた。スウェーデンは、薬の処方は薬屋さんに処方箋を持っていかなくてはいけないから、少々面倒。ただでさえ、医者にかかるまでが大変なこの国。単に風邪などで、医者に行くという事は考えられない。医者待ち1週間もしてれば治ってしまう。薬が手に入らないのは知っているけれど、それでも,何かないかな、と捜した末に、ある瓶を薦められた。

Kan Jangという、どろっとした黒い液体。スプーンに一杯飲んで。苦いけれど、これが効くんだから。そういう、お姉さんに薦められるままに、購入して飲んでみた。

結構美味しい。確かに見かけは怪しいし、味も不思議な感じだけれど、これで治るんだったら良いかも。

心なしか、咳が止まって来たみたい。

スウェーデンは、なんだか民間療法が大切にされている。妖精がいたり精霊がいたり。自然の力がみなぎっている国のよう。