北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

デンマークの日本人アーティスト

日本人の知り合いが、展示会をするというので行ってきました。
初めて行く街、Fredriksbærk。似たような街の名前がたくさんあって、フレデリクスベア?めちゃくちゃ近いじゃない?って本気で思っていたのだけれど...。本当は、北西の方の海岸沿いの街。

知り合いのアーティストは、デンマークで長らく活動してる方で、元々はテキスタイルをやっていたらしいのだけれど、デンマークに来て、デンマークの光と風に影響されて、どうしたらこの自然を表せるだろう、と考えた結果、トレーシングペーパーを使って作品を作り続けている方、Yuko Takada Kellerさん。京都出身の方で、とてもシャキシャキしてらっしゃる。

額縁に入った小作品も素敵だけれど、ダイナミックな空間を造り上げている作品がやはりお気に入り。トレーシングペーパを使った優しい作品だけれども、よく見ると、強靭な意思を伝えて来ているよう。

今日は、イベントの始めということで、セレモニー付き。市長や日本大使などが来ていて、なかなかスピーチも楽しませてもらいました。モダンアートだけれど、心にすっと入ってくる作品ばかり。

http://www.japanese-suppleness.com/

夕方には、作品の元で、ジャズピアニストとパーカッション、弦楽器のセッションも開かれた。窓からさす夕日と、天井から吊り下げられている、風をうける作品。静かな街の夕方、時間を忘れるひととき...。

この展示会、8月まで開かれているとのこと。近いうちに女王も来るとの事で、初日の今日は、メディアも沢山きていました。