北欧生活研究所

北欧在住11年。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

夕飯の時間が近づいてきた。
昨日の残りのご飯と、冷凍ご飯でチャーハンでも作る?と、提案してみたら、「いや日本の米にしよう」と彼。「冷凍米は、中国米でしょ?中国米は臭いからね...」

デンマークでも米は手に入ります。中国やタイ系の小売店がコペンハーゲン中央駅の裏にあったり、マルメのMollevan?togetにも中国人のやっているお店があります。スーパーによっては、ジャスミンライス(細長い乾燥系のライス)やタイ米、リゾット用のお米、寿司米なども買える場所がある。更に、たいていのデンマークスウェーデンのスーパーは、甘いお米のデザート用のお米が売っていて、それが日本米に近いから、なんとかやっていける。でも、味はやはり格段に違う。ほっかほかの白いご飯だけでも、満足出来てしまうような美味しいお米には、ほとんど出会えない。

コペンハーゲンには、日本食雑貨屋「Sachie」があって重宝しているのだけれど、やはりそこでお米を購入するのは、お高いのです。そんなわけで、日本のお米は貴重品。味の違いが判らないデンマーク人には、食べさせません。日本米を手に入れたら、味の判る日本人と共有したいもの。
ところが、どうした事か、彼も日本のお米の味を覚えたんです。始めは、タイ米でも、中国米でも、日本米でも気づかないで食べていたので、彼に対しても、日本米を出すのは、日本人のお客様が一緒の時だけ。いつも食べさせるのはもったいない。何の変化か、最近は「米が立っている」とか「輝きが違う」などと、いっちょまえに米の味について語るようになって来た。彼は沢山食べるので、貴重な日本米の消費量は気になる。でも、味が判る人と一緒に食べられるのは幸せ。複雑な気分。

舌って変わるんだな。