北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

デンマークのソーセージ

デンマークの有名な、ソーセージ屋台。日本の、露天のような感じでたたずんでいるの姿は、街のあちらこちらで見かけられます。
小腹が空いたときに気軽に食べられる昔ながらのファースト。一番安いソーセージは、真っ赤ないかにも体に悪そうなソーセージなんだけれど、安いからから食べている人は沢山いる。オーガニック志向デンマーク人ばかりではないらしい。

たまたま見かけた、11月25日の食糧省の発表Danish Government will maintain...によると、ソーセージやハムに使われている亜硝酸塩といわれる添加物にかんして、デンマークはEU基準よりもはるかに厳しい基準を設けているんだそうだ。

亜硝酸塩は、一般細菌やボツリヌス菌の繁殖を防ぎ、風味を加えると説明されているけれど、同時に、動物性たんぱく質が分解してできた物質が反応することで、発ガン物質であるニトロソアミンが生成されるために、健康被害をもたらすとして、デンマークは、厳しい基準を設けているんだそうだ。どうやら、デンマークのソーセージは、他EU諸国のソーセージに比べてより健康的にも優れた製品を製造していると言いたいらしいが、あの赤いソーセージは、どうなんだろう。