北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

マルメのおすすめ、観光編

マルメのおすすめ、食事編もご覧ください。

半年前まで住んでいたマルメを時折、懐かしく思い出します。考えてみれば4年弱住んでいたわけで、生まれ育った東京を除けば、かつて住んでいた米国ピッツバークや京都よりも長い間住んでいたことになる、ということに気づいて自分で驚いた。平日昼間は仕事をしていたとはいえ、4年間住んでいれば、多少のアドヴァイスはできるでしょう?!と今までにも複数の友人や知り合いから「オススメ」を聞かれること、しばしば。私が、マルメに行ったらこれだけは!と思う観光場所、もう一度行きたい場所1位から10位までをピックアップしてみました。


1.Gamla vaster
Lilla torgの西側のエリアで、古い保存地域エリア。小さな並んだ家、かわいらしいカラフルな色彩、白い四角の窓に、玄関を両脇から囲うバラ。枝エリアには、隠れた小さなカフェやピンとエッヂを立てたギャラリーなどもあって、特に天気が良い日の散策にお勧めのエリアです。


2. マルメ城と周辺 
中心エリアからは少し離れますが、1436年に建立されたスカンジナビア最古のルネサンス様式の城。古めかしい建物はもちろん一見の価値ありですが、中は美術館になっていて、そちらもぜひ見てほしい。美しい建築です。地下にはマニアックな水族館兼博物館や微妙な雰囲気を醸し出す不思議な空間有。マルメ城内部のカフェは、なによりも近いし、なかなか乙。マルメ城向かいにもカフェがあり、こちらはオーガニック、フェアトレードを扱ったカフェ。ちょっと一息に調度いい、おいしい空間です。


3. マルメ市立図書館 
旧館に近代的デザインの新館がうまくつなげられている現代スカンジナビア建築好きにはたまらない場所。デンマークHenning Larsen Architectsのデザイン。一度日本の図書館員の方について見学に行ったのだけれど、マルメ市立図書館員の方にとって、色々と一家言がある建築らしい。


4. Lilla torg
カフェやレストランが集まっている広場で中央駅から徒歩5分のアクセス抜群のエリア。このあたりのカフェやレストランには、観光客ばかりでなくて地元民も集まっているのがいいところ。春先から夏にかけて、広場は、夕方になると一層にぎやかに。ビールやカクテルを片手に老若男女を見ていると、自分も参加したくなってくるのです。


5. キャナル・ツアー 
マルメの街を違った視点から堪能できる、一押しの観光アトラクション。お堀から見るマルメ城や、公園はまた格別。気に入ったエリアが見つかれば、あとで歩いていってみるのもよし。ほんのりローカル色にあふれた観光名所。寒い日、天気が悪い日は薦めません。

6.魚市場 マルメ城近く。
平日の朝早くしかやっていないが、近所の漁師が朝取れたての魚を売ってくれる。

7. Västra Hamnen
2006年のMETROセレクトによるマルメのベストアイスクリームショップの一つがあり、オーガニックフードを出すレストランあり、...そんな愛らしいアイテムが沢山のこのエリアは、デンマークとの間にかかるOresund橋が見える観光名所。天気が良い日は、景観が良くて、周辺は観光や散歩にお勧めです。エリア的にも少しリッチな人たちが住んでいるためか、エリアの雰囲気自体が、洗練されているのが丸。町の中心から離れているので、バスやタクシー(もしくは自転車)を使う必要があるのが少し難点。夏の風が弱い日にはオススメの場所。


8,9位は今のところ飛ばして,,,



10. Turning torso
上から下までで90度回転している54階建ての建物。ウアスンエリアでは、類を見ない高層ビルで、どこにいても目印になる文字通り、ランドタワー。中には住民以外は入れないけれど、地上階に素敵なレストランあり(珍しくスウェーデン産のワインもグラスから置いているから、ぜひ試してほしい。)。実は、私は特に好きな建築というわけではないのだけれど、引越しの際(2005年夏)の引越し先候補だったことという比較的主観的な思い出から、また、観光客としてこれを落とすわけには行かないだろうという名所なので(デンマークの人魚姫のように)、10位に入れてみました。ちなみに、街中からかなり離れていたこと(現地に行ったことがなかったので、自転車で移動可能距離とは思わなかったのよねー。)、引越しが2005年の夏だったのだけれど、入居開始が12月だったことから、引越し先候補から比較的早い時期に脱落しました。