北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

Sky Labを使ってみた

f:id:jensens:20150909105228j:imageコペンハーゲン北部のリュンビュと呼ばれる町にあるデンマーク工科大学(DTU)。理工学系の学生への起業家教育に力を入れている昨今だけれども、sky labは、目玉の箱の一つ。いわゆるファブラボで、メンターが常駐する起業家塾の役割も担う。イベントも盛んで、ビール金曜夕方にピッチイベントが開催されたり、講義を提供している。

 
f:id:jensens:20150909110132j:imageDTUの学生であれば利用可能なばかりか、チームの中に1人DTU学生がいれば、外部者を連れていっていいことになっている。グループワークをするための場所が起業家には必要だというコンセプトのもと、手軽に利用できる場所を提供している。
 

実際に使ってみると、無料でコーヒーは飲めるし、スペースもふんだんにあるという利点はある。利用したのが月曜日午前中ということもあったのか、場所は閑散としていたというのが正直なところだ。

 
ただあまり作業には向かなさそう。機械の音がうるさく、デンマーク式に電気が暗い、かつ静かに座って作業しているとモーションセンサーに引っかからなくなるからか、部屋の電気が消える…。
 
某日本の大学の方と話していて、その大学のファブラボやイノベーションセンターのような場所に活気を出させるのに苦労していると聞いた。ツールの使い方を教えてくれる人が常駐してないために使う人がいないなどの状況になるのだという。
 
DTUのsky labは、試行錯誤して、今の場所を盛り立ててきた。知ってもらうため、使ってもらうために様々な工夫がされている。