uberが成立しない国
7月初旬、uber運転手が40項目近く法に抵触しているとの判決がコペンハーゲン裁判所で下された。もちろんタクシーの運転手が2014年の導入以来声高に廃止を唱えていたんだけれども、一つ決着がつきかけているようだ。
デンマークはタクシーの運転手はライセンス制。無駄にタクシーを増やさないように、またクオリティを保つように労働組合が頑張っている。比較的快適な車内に、高額のタクシー運賃。uberを使ってみたけれど、運転手は比較的怪しいし、料金もそこまで変わらない。意図的なものを感じるけれど、uber車内でのレイプなどの報道も比較的よく見る。
一方、発祥の地米国で使ってみたuberは、かなり快適だった。価格は1/3、車内は清潔で、運転手もとても礼儀正しい。ピアレヴューがかなり功を奏しているようで。
一般的タクシーとのクオリティの差が、uberの浸透に影響を与えているとみた。米国のタクシー、汚いし臭いし、シート破れているし…。でもそんな状態ではuberの許可は下りないんだろう。
新しいアイディアも社会状況によって受容度合いが大きく変わる。