北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

再び日本に遇う

外国で、日本のモノに会うと極端に反応してしまう人がいる。
私もその一人。街中でシャツの真ん中に漢字や文章が書かれていたりすると、ついつい目がいってしまうし、ウィンドウに、塗り物なんかが展示されていたりすると、この使い方は...などとコメントしたくなってしまう。

なんだかんだ言って嬉しいのだな。

最近の芋休暇に子供向けの映画がいくつか公開されたのだけれど、その中の一つに宮崎駿の作品が。街中に大きくポスターが貼られていたりして、日本語のタイトルもデンマーク語の横に書かれていたりして、なんだか見るだけで嬉しい時間を過ごしていた。

写真のように新聞に大きく取り上げられていて、これまた驚き&嬉し(読めないから、辛辣な批評がされていたとしても、私には「まだ」わからないが)。

この間の日曜日に行った博物館の学芸員さんも言っていたけれど、日本を客観的に見る事ができるのは、国外にいる人の特権でしょうか。中にいるだけではわからない感覚と、中にいなくてはわからない感覚。今は、外にいるから感じられる感覚を楽しんでいる。