北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

できたてギリシャパン、デンマーク風味

以前から何度も言っていますが、私は、パンが大好き。特に、デンマークのパンは最高!もちろん、お店で売っているデニッシュ(ウィーンのパン)は最高なんだけれど、手作りのパンがなんと言っても最高。作る人がうまいのか、粉が良いのか、良くわかりませんが、とにかく一押し。
だからこそ、手作りに何度もチャレンジしているのだけれど、成功した試しなし

今回は、夕食後ちょっと時間が取れて、突然思いついてパン作り。以前、デンマーク人の奥様と作ったギリシャパンを今度は一人で試してみました。以前、勉強したように、イーストに混ぜる水は少々暖かめ。混ぜすぎなくても良いのよ。という彼女の言葉を思い出して、それほど力を込めてこねないことしにした。

第一次発酵、無事2倍に膨らむ。第二次発酵。かわいらしく「ほわっ」と膨らむ。無事にオーブンまで送り込んで、しばらく待っていると、いいにおいがしてきた。しばらくいいにおいが続いた時点で、パンを取り出すことにしてみた。

ちょっと切ってみる。なんだかいい感じに焼けていた。きつね色にこんがり焼けて、幸せなできたてパンの匂いが漂ってくる。

最近、パン作りや料理をしていて、思うのは、料理は数学や国語ではなくて、化学なんだなということ。つまり、1:2の割合で混ぜる、とレシピに書いてあっても、気温や粉の性質で調節しなくては行けない。レシピ通りに作る事は大切だけれど、ちょっとしたアソビがないとおいしいものは作れないのです。だから、途中での味見や微調整が必要になってきます。
時間は、レシピには書いてあるんだけれど、オーブンによってだいぶ変わってくるし。

で、味は?

なんだか、ちょっと素っ気ない。なんだかおいしくないよ、という私に、おいしい!よくできてる!と叫ぶ健作。嬉しいんだけれど...、自分では納得がいかないから、ほんとかな...
と思わずにいられない。何か変だと言い続ける私に、健作曰く、「塩が足りない。パンには以外と塩をしっかり入れないといけない」だそうです。

形は今回は良かった。味は今一歩。またチャレンジします。