DR(Danish Radioデンマークの国営テレビ局)で、デンマーク料理界で、オートミール粥が熱い(Grød er den nye gastrotrend)、というニュースを流していました。オートミールはデンマークでは伝統的な食材。食物繊維、鉄、カルシウムが豊富に含まれていて、栄養もあり健康食と良いことずくめ。デンマークでは、昔から離乳食や子供の朝食などに良く使われているんですって。わたくし、個人的には、あの乾き具合や舌触りなど、それほど好きではないのですが、意見を変えざるを得ない体験をしました。
テレビのニュースでは、有名高級レストランGeraniumの、オートミールに魅せられたシェフが、いかにオートミールという素材を利用して、エレガントなグルメの一品を作り上げているか、また、デンマークの新聞日刊紙で、ベストカフェに選ばれたSoupe Naturalで、オートミールメニューがヒットしている現状が紹介されていました。
意見を変えざるを得ない体験をしたのは...
ニュースを見た彼が、週末の朝食に早速、オートミールならぬ、ミュスリのおかゆ(musli grød)を作ってくれたから。体が温まるし、とてもおいしかった!ミュスリを使ったのが、良かったのかな。以下、レシピです。
オートミール粥、ミュスリ粥 Havre Grød Musli Grød
材料:
1 dl havre gryn or musli
1 dl 水
2 dl ミルク
1 リンゴ
塩少々作り方:
1. オートミール(もしくはミュスリ)と水を鍋にいれ、かき回し続け、沸騰させる。
2. 中火に落とし、10-15分熱する。
3. ミルクを少しずつ加えて、滑らかになるようにかき混ぜ続ける。
4. リンゴを1.5cm3ほどのキューブに切り、鍋に入れて3分熱する。
5. 熱いうちにいただきます。