北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

REACH の検索結果:

フィットビットを使ってみた

…いるEUプロジェクトREACHでは、IoTを活用することで、人にモチベーションを与えて健康になってもらおうというモチベーション・テクノロジーの研究に携わっている(以前の執筆記事:デンマークのヘルスケア・ビックデータの現状、ワークショップのオーガナイズを考える、洗濯物たたみは運動であるのか、CPHヘルスイノベーション )。そのプロジェクトの一貫で、Fitbitをデンマークの高齢者30名につけてもらって実験なぞをしているのだけれども、おこぼれに預かって、私もフィットビットをしばら…

CPHヘルスイノベーション

…とか...。 現在、REACHというデンマーク工科大学の先生と一緒にやっているEUプロジェクトに関わっている関係で、こんな華々しいイベントに時々参加依頼が来る。REACHプロジェクトは、センサーなどIoT関連機器を活用しつつ、健康に不可欠なモチベーションをいかに持たせる仕組みを構築するかなどの課題に取り組んでおり、詳しくは以前の記事を参照してほしいが、意外と面白いプロジェクトになっている。 複雑な医療の世界だからこそ、複雑で解決策が明確にはわからない事柄の課題解決をするための…

洗濯物たたみは運動であるのか

現在REACHプロジェクトの調査の一環で、センサーやモチベーションテクノロジーについて、過去論文を読み漁ってる。ほぼ知らない分野だったので新しい発見がたくさんあって面白いのだけれども、2012年頃のもう古い論文を読んでいて、ハッと気づかされたことがある。 現在実験に使っているfitbitは、個人的には非常に気に入っていて、万歩計機能も睡眠測定機能も意外と健康を認識するには役立っているじゃないかと思っている。ただ、最近利用していて時折気になっていたのは、洗濯物をたたんでいるとき…

ワークショップのオーガナイズを考える

…っているプロジェクトREACHで、参加型Co-Designのワークショップを実施しているのだが、ワークショップでは、そのワークショップオーガナイザが活躍している。 REACHプロジェクトのワークショップオーガナイザーのタスクは、4カ国で開かれる全ワークショップの構成を練り、テンプレートを作り、関係各所を呼び込み、ワークショップを実施すること。今まで本プロジェクトでは、4ヶ月の間に、3カ国でワークショップが実施されている。 チャーミングなオーガナイザ・ジムは、即興で記録を作り、…

デンマークのヘルスケア・ビックデータの現状

…を獲得して始められたREACHプロジェクトがある。このREACH2020は、4カ国17組織(大学、医療保健関連機関、企業)があつまる700万ユーロのEUプロジェクトだ。このプロジェクトは、高齢者の健康維持・個人にテーラーメイドされたヘルスケアを提供するためのサービスシステムの開発を目的とするもので、モチベーション技術やセンサーを活用して、治療やケア環境を個人ニーズに合わせる方法が模索されている。その鍵となるのは各種センサーなどIoT(Internet of Things)だ。…