北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

ガラスの王国小旅行2

もう、5時にはすっかり明るくなっている今日この頃。前日は、歩き回って疲れていたはずなのだけれど、目が覚めて、窓の外を見ながら、ベッドでゴロゴロしていました。

小旅行2日は、本命のガラスの王国Glasriketへの旅(home pageは、日本語も。でも情報が少ないから、英語が読めればそちらがお薦め。)。それにしてもガラスの王国とは、何ともロマンチックな名前。地図には、15個のガラス工房が乗っているのだけれど、色々見た結果、訪問先は、Bergdata,Kosta, Åfors, Boda, Orrefors, Nybro, Pukebergに決定。

Kosta, Åfors, Boda,の三カ所は、今では、KostaBodaという名前でお皿やワイングラス、花瓶、などなどのクリスタル細工を製造販売しています。ちょっと有名なところだから、一応全部押さえておこうかと。
見に行った中で、特にお薦めは、Bergdata,Kosta, Orreforsの三カ所。ちょっと寂しい事だけれど、他の場所は、ガラス工房も合併や買収が盛んなのか、ロジが整いすぎてしまったのか、どこも同じような製品をそろえているという感じが否めなかったのです。KostaBodaの作品はどこでも手に入るし。。。お薦めKostaは、大型ショッピングモールともつながっていて品揃えが豊富。まだ、シーズン前だったけれど、ガラス作りも見学できました。

ちなみに、シーズンは6月ぐらいから。あちこちのガラス工房で、一斉にガラス作り見学や、体験ができるようになるし、職人さんが、仕事後に楽しんだという、ニシン料理とお酒のディナー(Hyttsill)をとれるようになります。私たちの旅行期間も、何カ所かで、既にHyttsillをとれたのだけれど、彼は運転ということで、今回はパスしました。本当だったら,一番に予約していたかもしれないけれど、今回ばかりは興味が引かれなかったのよね。

予想以上に、早く予定の場所を回り終わってしまった。シーズンに行ったら、もっと沢山イベントがやっていたのかもしれないし、逆に人ごみで移動しにくかったり、待ち時間が長かったかもしれない。予定していなかった他の場所すべてを回っても良かったのだけれど、ちょっと休憩したくなったので、3時頃にガラスの王国を切り上げ、カルマーに向かう事にしました。

カルマーと言えば,カルマル同盟で有名な場所。世界史の勉強をしたのは、高校一年時の一年間だけだったのだけれど、なぜか「カルマル同盟」の名前だけは覚えていたんですね。マルメに引っ越して来て、地図でカルマーの地名を見つけたときには、なんだか懐かしい友人に会ったような気がしたっけ。一度カルマーの地を踏んでみたいと思っていたのだけれど、今回ようやく、カルマー初体験。

天気も上々、どころか暑いぐらいで、カルマーに着いてお城に向かったときには、半袖でも十分歩き回れる陽気。カルマー城前の公園のカフェは、ビアガーデン?!のようになっていて、3時半で既に、ワインやビールを楽しんでいる家族やカップルでにぎわっていました。一角では、アイスクリームも売っていて、長蛇の列。土曜日だし、夕方だし、みんな思い思いにゆったりとしている様子。

ちょっと休んでからカルマー城へ、と意気込んでいったのだけれど、今日は結婚式に使われるとかで一般の立ち入り禁止。ちょっと残念。その後は、メインのCountry Side Hotelでのお食事、宿泊だったので、3時間ほどの短い滞在でカルマーを後にしました。