北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

物語理解の文化差

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映画『オデュッセイア』を見てきた。ホメロスの叙事詩、いや、クリストファー・ノーラン監督の最新作と言ったほうがいいか。マット・デイモン、トム・ホランド(スパイダーマンの人)、アン・ハサウェイなど豪華出演者でも注目されてる(かもしれない)。

映画は良かったし、ほんとおすすめだが、子供達と話していて考えさせられたことがある。それは、『オデュッセイア』やギリシャ、ローマ伝説や文化が、根付いてない国で育ってきた人(私)が、どれだけ、理解できるのかということ。

トロイの木馬などの史実も描かれながら、ファンタジー要素もたっぷりに描かれる元祖『オデュッセイア』は、神々や巨大な一つ目が登場しつつも、ファンタジーというより哲学的な物語だ。

ギリシャ・ローマベースとした欧州の日常生活に根付く考え方や、言語に埋め込まれた鍵を持たない私と、欧州で生活し教育を受けてきた子らの視点や理解の違いに愕然とした。私はギリシャ哲学や神話、ローマについても日本人的には知らない方ではないと思うけれど、受ける感覚がかなり違うことを認識させられた。

日本で活躍する純ジャパのクラシックの奏者、オペラ歌手は、曲の解釈をどうしているんだろう。

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コレクティブ・ガバナンス

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フラミンゴが生息するという自然保護区域。看板には、現地語と英語が併記されている。『生息する湖エリアは侵入禁止』

特に柵があるわけでもなく、しかも看板は色褪せて、読むことがかなり困難。

湖に近づこうとする私たちに、ビーチ帰りらしき現地人が声をかけてきた。『君たちは英語がわからないのか?何が書いてあるか読んでみろ』

半分判読不明な古びた行政の看板を謎解きするように読んでみれば、現地人が我々に教育的指導をしてきたことは明らかだ。

現地の人たちは、昔政府が導入した枠組みを持ってして、自分たちの守るべき環境を、こんな口承的な手段で守っているのかもしれない。

 

デンマークの帝国ホテル?

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フュン島のホテルHesseletは、1960年代に建てられたデンマーク60年代のホテルだが、日本との関係性があちこちに隠されている。

詳しくは、歴史(https://www.hotel-hesselet.dk/en-gb/about-hotel-hesselet)を見てほしいが、60年代の日本の帝国ホテルを知り、デンマークのヨットの選手として64年の東京オリンピック🗼に関わったデンマーク人が2人が始めた事業だという。

日本庭園(枯山水?)や、鹿おどしならぬ、デンマーク風御手水?があったりする。

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レストランでは、日本の静謐を感じさせるお茶会(ochakai)が提供されていたり、ところどころに和の片鱗が見られるのだ。

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とても雰囲気の良い空間で、せっかくの日本との歴史をもっと活用してほしいと願う。
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とても雰囲気の良いロビーエリア。だが、玄関に菊は…。
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雰囲気は王宮さながらであるが、リーズナブルな価格帯のランチ。味はなかなかのモノで、ディナーも期待できる。
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薬で幸せを感じた話

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(Chat GpTに書いてもらった)

私はMRI(Magnetic Resonance Imaging、磁気共鳴画像法)が嫌いである。大嫌いである。狭いところが昔から嫌いという閉所恐怖症で、小さなエレベータも苦手だし、MRIはもってのほかである。きっと、前世は、狭いところに閉じ込められ、動けなくなって、呼吸困難で死んだんだと思う。

 

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(コンスタントにグルーミーな病院の入り口。まるで強制キャンプのようである)


今日の眼科検査で、今期2回目のMRI(1回目は4月)を受けた。1回目の時に、「MRIは嫌です」と必死に抵抗したら、「心が安らぐ薬をあげるから」と言われ、心が安らぐって・・・と思いつつも誘惑に負け、青い錠剤をもらい、MRIに挑んだ。今回も同じ青い薬を貰い、検査の45分前に言われた通りに摂取した。


この手の薬はあまり飲んだことがなかったので、自分の体の変化に常に衝撃を覚える。以前4月に救急に行った時、心が安らぐ薬に驚いたが、実はもっと驚いた薬がある。

MRIの他に、CTスキャンをしたのだが、CTスキャンの前に、「トイレに行きたい気分になる薬」を処方され、スキャンされながら、実際に感じて、笑いが止まらなかった。

薬が体に与える影響に対しては、精神力で対応することは叶わないし、倫理観がぶっ飛ぶ。


今回の薬は、10分ほどで効果が出てきた。体がぼーっとしてきて、酔いはないのに大量に飲酒した時の気分だ。予定時間より早くMRIが始まったが、心の状態は問題ない。MRIは恐ろしくない。

しかも、MRI担当の若い男性(ぼーっとしてるので顔は良く覚えてないが、若い男性だった)が、「あ、日本人?僕、小さい頃見た犬が戦うアニメが大好きだったんだ、〇〇っていう番組。有名だよね?!」などと話しかけてくるので、なんだか気分が楽になった。

彼のいうアニメがなんなのか全くわからないと思いながらも頷いて、気がついたら、MRIにすっぽりハマっていた。筒に入っていくのを感じつつ、「聞こえますかー?」という技師(その若い男性)の声に応えていたら、いつものように冷や汗をかくことなく、気がついたら検査が終わっていた。正味40分ぐらいMRIにいたようだが、全く記憶がない。


2008年に入院したときに、生死の境を彷徨ったことがある。その時、私は、どうしても我慢できない痛さだったら、自分で薬注入してねとマルメの看護師に「薬注入ボタン」を渡されていた。当時の呼吸困難に陥る寸前の苦しみは、今でも結構トラウマだが、その時の薬の感覚はうっすらと覚えている。いざとなったら「これがある」と思えたからこそ、ある程度痛みが我慢できた。我慢できたのは、「薬注入ボタン」を渡される前に、すでに何度かお願いしてその「痛みが消える」薬を入れてもらっていてその効果を実感体感していたからだ。その薬の効果は、尋常でないほど素晴らしく、どんな痛みも瞬く間に消えるものだった。


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(車の運転禁止!そりゃそうだ。)

 

今回の薬は、後で調べたところ、"「飲んでから15−30分で効果が現れ、約2−4時間効果が持続する」日本で広く処方されている超短時間型の睡眠導入剤で、手術前の麻酔補助などにも使われている" もの。MRIの後に、家に直帰し(10分)、2時間後のオンラインでの発表の準備を始めようとしてふと気づいた。準備をしようとちょっと頑張るのだが、あれ?文字が読めない。そして、ひたすら眠い。

ちょっと休憩を…と、考えているうちに寝落ちした。幸いにも発表の15分前に起きることができたが、頭は依然霧の中で、霧の中を夢中で探りながら、発表することになってしまった。

 

病院訪問日は、仕事の予定を入れてはいけないことを学んだ。


(備忘録)

眼科通い再開

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2006年に、左目にソフトボールを受けて以来、スウェーデン🇸🇪とデンマーク🇩🇰で何度も眼科にかかっている。直近は2019年で、右目の筋肉の手術で斜視矯正した。手術直前は、手元が二重に見えていたから、文字を読むのが難しく、ストレスは最高潮だったと思う。

その後手術を経て、網膜剥離も斜視だったこともすっかり忘れてた。

異変に気がついたのは、2026年2月。運転中に、視界の一部が二重に見えていることに気づいた。これは老眼なのかもしれないと、現実から目を逸らしていたが、どう考えても、昔経験した斜視に思える。

家庭医のオンライン予約が取れずに、しばらくほっておいたが、進展している嫌な感じがしたことから、4月、電話したら、当日時間をとってくれ(11時)、眼科に回され(13時)、病院の救急病棟(15時)に行くことになった。デンマークでは珍しい新幹線ルート。その後、救急病棟のカオスな環境下で、血液検査、CTスキャン、MRIなど一通り受け、気がついたら24時間滞在していた。

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(Herlev病院。70年代っぽい色使い。だだっ広く、天井は低い)

 

5月には複数回Herlev病院に通い(脳神経)検査を受けた。結局、当初、心配されたらしい脳神経系の心配はなかったっぽいが、その後も脳神経と眼科の両方の病院通いが続く。左側の二重視界は、明らかに悪化しているので、人に左に立たれると対応が遅れる。最近は、まだ上手くないゴルフでのショットがさらに辛い。左側(グリーン)を見ると二重だし、足元のボールも見えにくくなって空振り連発だ(目が悪いせいにできるのはいいことだ)。

 

眼科のあるGlostrup病院の入り口3番の前景は、今の私の目には、まるで朽ち果てる寸前の要塞に見える。

(これは不満ではなく備忘録である)