北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

Ann Leeと結婚生活に対する嫌悪

数ヶ月前に見た映画が頭から離れない。シェイカー教団の教祖と言われるアンリーの物語。

 

Ann Leeがなぜ、性嫌悪を拗らせることに至るのか。禁欲こそが神に近づく唯一の方法であるとする悟り(?)を得るのか。教団の教義として、内的体験、禁欲と労働が重視されるようになるのか。

 

そこには、Ann Leeがそうでもしないと逃げられなかった嫌悪の源である結婚生活と子供を失い続ける経験がある。

 

何よりも、キリスト教が愛を伝えられないのであれば、何かやはり間違っている。

子供の時に親の行為を見てしまった経験や、結婚によって避けられなかった性行為にによって嫌悪を引き起こした経験は、映画を通して男性には伝わるのか。

すでに愛と性行為の関係性について超越した感覚を持つ(笑)デンマークの人たちに、Ann Leeの苦悩が伝わるのか。

非常に興味深い。

 

https://youtu.be/eCRsBSApfWQ?is=wVKkxDYlZ1sSh0gN

https://youtu.be/Q9xH2HLu85g?is=hx-II2PYZ8v-nXo4

いつ死んでも良いと考えながら生きること

物騒なタイトルになってしまったが、たまたま読んだ小説が頭から離れない。主人公は「いつ死んでもいい」と思いながら、人助けのため1000日間、血を与え続け、3年後、結局、助けた人と家族になり、天命を全うする。

いつ死んでも良いと主人公が考えていたのは、人生が辛いからでも、何らかの事情で生きられないからでもなく、生きる意味がわからないからだった。

同じように「生きていても死んでもまぁどうでもいいか」と言う考えを筆者は考えたことがあったように思えて、物語が頭から離れないんだろう。

 

 

 

物語理解の文化差

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映画『オデュッセイア』を見てきた。ホメロスの叙事詩、いや、クリストファー・ノーラン監督の最新作と言ったほうがいいか。マット・デイモン、トム・ホランド(スパイダーマンの人)、アン・ハサウェイなど豪華出演者でも注目されてる(かもしれない)。

映画は良かったし、ほんとおすすめだが、子供達と話していて考えさせられたことがある。それは、『オデュッセイア』やギリシャ、ローマ伝説や文化が、根付いてない国で育ってきた人(私)が、どれだけ、理解できるのかということ。

トロイの木馬などの史実も描かれながら、ファンタジー要素もたっぷりに描かれる元祖『オデュッセイア』は、神々や巨大な一つ目が登場しつつも、ファンタジーというより哲学的な物語だ。

ギリシャ・ローマベースとした欧州の日常生活に根付く考え方や、言語に埋め込まれた鍵を持たない私と、欧州で生活し教育を受けてきた子らの視点や理解の違いに愕然とした。私はギリシャ哲学や神話、ローマについても日本人的には知らない方ではないと思うけれど、受ける感覚がかなり違うことを認識させられた。

日本で活躍する純ジャパのクラシックの奏者、オペラ歌手は、曲の解釈をどうしているんだろう。

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公共空間の私有化

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サルディーニャの公共ビーチの砂浜は、ほぼ有料のパラソルで占領されている。これはなぜ許可されているのか。

ところ変わって、日本の海の家は、私有地に設置されているんだろうか。

コレクティブ・ガバナンス

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フラミンゴが生息するという自然保護区域。看板には、現地語と英語が併記されている。『生息する湖エリアは侵入禁止』

特に柵があるわけでもなく、しかも看板は色褪せて、読むことがかなり困難。

湖に近づこうとする私たちに、ビーチ帰りらしき現地人が声をかけてきた。『君たちは英語がわからないのか?何が書いてあるか読んでみろ』

半分判読不明な古びた行政の看板を謎解きするように読んでみれば、現地人が我々に教育的指導をしてきたことは明らかだ。

現地の人たちは、昔政府が導入した枠組みを持ってして、自分たちの守るべき環境を、こんな口承的な手段で守っているのかもしれない。

 

デンマークの帝国ホテル?

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フュン島のホテルHesseletは、1960年代に建てられたデンマーク60年代のホテルだが、日本との関係性があちこちに隠されている。

詳しくは、歴史(https://www.hotel-hesselet.dk/en-gb/about-hotel-hesselet)を見てほしいが、60年代の日本の帝国ホテルを知り、デンマークのヨットの選手として64年の東京オリンピック🗼に関わったデンマーク人が2人が始めた事業だという。

日本庭園(枯山水?)や、鹿おどしならぬ、デンマーク風御手水?があったりする。

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レストランでは、日本の静謐を感じさせるお茶会(ochakai)が提供されていたり、ところどころに和の片鱗が見られるのだ。

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とても雰囲気の良い空間で、せっかくの日本との歴史をもっと活用してほしいと願う。
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とても雰囲気の良いロビーエリア。だが、玄関に菊は…。
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雰囲気は王宮さながらであるが、リーズナブルな価格帯のランチ。味はなかなかのモノで、ディナーも期待できる。
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