北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

特別カフェ

東京から遊びに来てくれたお友達と一緒に、カフェでランチ。一つとても素敵な隠れ家的カフェ-Thé à la menthe を見つけたのだけれど、混んでいたので泣く泣く却下(写真は隠れ家的カフェです)。デンマークの人達のカフェの過ごし方って本物で、二-三時間は軽くおしゃべりして過ごす。だから、ドリンクだけの人達でも、ランチ食べ終わっているカップルも、すぐに出てくれることを期待するのは、望み薄。

次に見つけたカフェは、コペンハーゲン市庁舎裏の、ちょっと大き目のカフェ。広々としているし、タバコ吸っている人が数人いて気になったけれど、そろそろ空腹度も限界だから、決めることにした。カフェに入って、ランチのサンドイッチを注文。お友達は、デンマークの名物オープンサンドイッチにチャレンジ。カウンターで注文して席に戻るときに、ソファー席が空いているのが見えた。これはチャンスと、移動して、ゆっくりソファーに腰をおちつけた。

壁に写真がたくさん飾ってあって、壁の色もポップな感じ。ランチが届くまでの間、写真を見たり、周りの人間観察しながら。。。と、異様なことに気づいた。壁に飾れている写真、素敵な半裸の男の人。隣の写真は、カップルの写真かと思いきや男二人のツーショット。そういえば、机を拭いてくれた男の子、妙に美しかった。えっ?と思って、目を上げてみると、あそこの隅にも、カウンターにも、カップルがいっぱい。男二人。男女のカップルもいる、とちょっと一息ついたのもつかの間、彼らは、どう見ても、皆観光客風。

一緒に行った友だちは、「あ、そうだよね。始めにテーブル拭いてくれた人ゲイだった。あの人もそうだよ、きっと。」と屈託ない。彼女は、服飾産業で働いているから、同僚に普通に多いのだそうだ。私は、直接仲の良い人はいないけれど、旦那の友だちに数人いたのと、友だちが昔ワシントンDCでゲイエリアに住んでいた、なんかで、聞いてはいました。でも、実際におつきあいしたことはなかったので、非常に緊張のひととき。もっと自然にできないのかっ!って自分で自分に突っ込んでみたり。意味なくあたふたしてしまって、コーヒー頼まずに一時間で挫折。お店を後にしました。

聞いたことはあったけれど、まさか自分が噂のカフェにいるとは。ちょっとサーチしてみたら、きちんと載っていました