北欧生活研究所

北欧在住13年。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

初クラファン!

 

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tamaki niimeのショールを羽織ってみる

初クラファン、はじめました!ぜひ、覗いてみてください!いやはや、まさか、自分がクラウドファンディングを活用する機会が来ようとは!

今の2-30代などの若い作り手たちがクラウドファンディングを使ってサポートを集めて、新しい日本酒造りをしたり、イベントを起こしたりしているのを、今までは遠くから見ているのが精一杯でした。正直、いまいちクラウドファンディングは理解しているのか自分でも心もとないのだけれども、これって単なる「資金集め」ではなくて、想いを広げて、多くの人と共有するプロセスなのかなと思ったりしています。

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日本のいいものはどうしたら生き残れるだろう?

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デンマークのいいもの

やっと論文の修正が終わった。正味、2週間ほどかかった。大好きなトピックで数年前からかなり真剣に構成を考え、過去関連論文を漁り、丁寧に書いていたつもりだったけれども、なかなか日の目を見ない論文。もしうまくいったら、年明けには発表ができる見込みだ。

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デンマーク金融リッチと知り合いになった、そして。

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ブロンド碧眼のすらっと背の高い紳士。奥さんも金髪碧眼で、品の良い洋服を身にまとい軽く香水の香りをまとっている。子供も金髪碧眼でサラサラの髪を風になびかせる。週末は家族でスイスの山々やイタリアにいき、乗馬やポロを嗜み、週末やクリスマスなどの年間のイベント時には夫婦揃ってガラパーティに行く。世界各地で実施されるカンファレンスには、顔を出し旧友を深める。親戚は、欧州各地に住んでいて皆どこかでCEOをやっていたり、政府と関わっていたり。いつもどこにいるのかわからないぐらい夫婦共々各国を飛び回っている。そんな小さい頃本で読んだ物語的生活を送る欧州の金持ちと知り合いになった。

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紙の本の行方

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デンマークに住み始めて14年。最初の頃の大きなストレスの一つは、日本の本が(すぐに)読めないことだった。読みたい本があってもすぐに買うことができない、本屋さんでパラパラ試し読みすることができない。

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イノベーションの鍵

私のオフィスがあるPier47というスタートアップの企業が集まるイノベーションハウスでは、月に数回イベントが実施されている。The Entrepreneurial Society: How to build it?というタイトルで実施された2019年1月27日のイベントは、教育相Minister for Higher Education and Science, Tommy Ahlersが登壇するイベントだった。

参加者100人ぐらいのイベントで教育相が登壇し、そしてQAで活発に議論が交わされるのが非常に興味深い。教育相は、もともとスタートアップに関わった経験が多々あるようで、イノベーションの知見を持って政治の世界に入った。 なぜデンマークでのイノベーションが進むのかというドイツ人からのコメントに対して、Tommyが言っていたのが、次の言葉。

We dare to delegate the responsibility !

権限委譲ができないことが大きな飛躍を生み出せてないケースは多々みてきており、非常に示唆に富む。

「The Wife」

f:id:jensens:20190121033940j:image以前、ブログを積極的に書いていた時、なんかの記事が目に止まった。「ブログを書く人は自己顕示欲が強い人である。」ブログを書くことでそう見られているのか。勝手にそう思っておけばいいじゃないかと思ったと同時に、自慢しているように見えるのかなと、少々考えさせられたりもした。しばらく、積極的に書けなくなっていた。

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誰の常識か?

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(ノルウェーの常識は-23℃でもスキーを楽しむ。しつこい)

北欧に13年住む中で、日本とデンマークの常識の違いに驚かされることが多々ある。昔もあったけれども、13年経った今だってあるわけでこれはきっとなくならないんだろうなと思ってる。その常識(と常識の違い)は、国で分けられるものだけではなくて、男女間でも世代間でも東京と大阪の違いとかもある。個体間の違いもあるのかも。

そんなことを改めて考えていたのは、知り合いの方のブログ「質問の仕方 - はりねずみのもり」を読んだからなんだけれども、そこから色々と考えが広がっていった。「教えて君/ちゃん」

時間をとって会ったときにも、大した計画もない状態で雑談することを要求してきたり、挙げ句の果てには、自分の代わりに私の頭を使わせようとします。

は、その自分の態度を当然のものとして考えているのだろうか。そのような態度は彼らにとって常識=普通にやって良いこと、だったんだろうか?デンマークでだけではなくて、日本でも誰にでもそんな態度を取っているんだろうか?

一人は学生君。土曜日夕刻に電話連絡を受けて「コピーを100部なんですが、刷ってくれますよね?」と爽やかボイスで頼まれた。私が職場で無料でコピーできることを知っていたから?「今、旦那出張中なんだけれども、子供二人と一緒に1時間かけて車で職場まで行ってコピー100部取って、明日7:00時に(彼が個人的にやっているプロジェクト)会場まで持ってきてほしいってこと?」とわなわなしながら言ったら、「はい、そうです!お願いできるんですか?!僕もう、かなり出費かさんでいて」と爽やかに言われた。

一人は年上の男性。「今デンマークにいるんだよ、僕。デンマーク滞在中に会いたいんだけど。気楽な旅だからいつでもどこでもいいよ」と連絡を受けた。お世話になった人が繋いできた人だったので、どうにか都合をつけて時間と場所を指定したらそれは都合が悪いという。いや…でも子供迎えに行かないといけないし、週末は家族との時間なので不可、と言っても食い下がらない。「ビールでも一杯」(いや私特にビールいらないし…。)「IT大学見せて欲しい」(いやもう所属してないし週末は入れません)。挙げ句の果てに「私はわざわざ君に会いに来たのに」と最後は逆ギレされる始末(私に会いにとか初耳だし)。

いまだに思い出すだけで胃が痛くなるような、忘れられない「教えて君/ちゃん」「お願いね君/ちゃん」に対して、私なりの回答を見つけ出せているわけではなくて、ぜひ、人生の先輩たちと議論をしたいと思っている次第。

ちなみに、デンマークにも「教えて君/ちゃん」「お願いね君/ちゃん」はいるけれども、残念ながら日本のそれは、日本人同士という立場を悪用する人も多い。いつでもGive & Takeである必要があるわけではないけれど、"海外で日本人は助け合うの常識"的なよくわからない常識はやめてほしい。