北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

デンマークの海底美術館、ルイジアナ美術館

夏になると、スカンジナビアの一日は、長くなる。日照時間が長いから、夕方になってもまだ日が高くて、部屋のなかでじっとしているのがもったいなく思える。

デンマーク/スウェーデンの人は、遅くまで働くということがないとはいえ、大体、退社時間は4時半から5時ぐらい(3時に帰る人もいる)。その時間から何かをしようと思っても、店は大抵、同様に4時半から5時の間に閉まるから、ショッピングもままならないし、あいている場所も少ない。だからこそ、家に帰って家族とのんびり過ごすスタイルが出来上がっているんじゃないかな。

ただ、やはり、日の長い時間は活動的に色々したくなるもので、カルチャークラブに積極的に参加したりする人もいるようだ。そんなとき、コペンハーゲン近郊の有名な美術館であるLouisianaが、平日22時まで開ける事にしたというニュースを入手。2008年2月16日からだそうで。このLouisianaは、海に面した美しい庭園が有名なモダンアートの美術館。景色もいいし、建築も素敵だし、ちょっと画期的な事をやってくれます。

最近、日本人のランドスケープアーキテクトに、ルイジアナは、海底美術館の元になっているんだよ。といわれて、初めて、ルイジアナ美術館が海底に位置している事を知った。一度行ってみたいと思っている海底美術館の元祖が、こんな身近にあるなんて。

観光で、コペンに来る人にも、22時まで開いている美術館ってすごいお得じゃない、って思ってみた。