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北欧生活研究所

北欧在住11年。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

シャルロッテンルンドの美術館

Ordrupgaard(オードロップゴー)は、シャルロッテンルンドCharlottenlundという豪奢な住宅街にある美術館。自然豊かなエリアで、コペンハーゲン中心部から電車で15分程だが、既に街の雰囲気から、郊外の雰囲気になる。今まで、コペンハーゲン中心部にあるStatens Museum For Kunst (国立美術館)など有名な美術館やルイジアナ美術館(以前の関連記事「デンマークの海底美術館、ルイジアナ美術館」)などは度々訪れていたが、デンマークでは、マイナーな美術館もお勧め。私が今まで行った中では、コペンハーゲン美術館や、コペンハーゲンの駅近くにある、Ny Carlsberg Glyptotekなど(以前の記事「まるでハワイブランチ」)もお勧めで、是非行ってみてもらいたい。小型とはいえ、常設展示も秀逸なものが多いし、各々の学芸員のエネルギーに大きく依存する特別展も斬新的なものが多くてお勧めなのです。

こんなマイナーな美術館なのに、モネや日本でも展示をしていたちょっと暗く静か過ぎる絵画のハマス・ホイの絵画、彫刻など、見所が多い。さらに(私にとってはなによりも)すばらしいことに、美術館はデンマークの古い建築が利用されていることが多くて、建築好きには、是非行ってもらいたい場所。天井のStukとよばれる装飾や窓、庭につながる扉、ストーブ、隠し扉まで見られて美しい。

オードロップゴー美術館の建築物は、ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)によって増築された自然に囲まれた斬新な新館が、趣のある本館とうまくつなげられている。私はどちらかというと本館が好みだが、新館は、錯覚に陥りそうな型破りのラインの建物。建物の形が想像できないので、うまく歩きにくい、まさにモダンアートな建物。本館の庭につながる廊下は、太陽の光を浴びて温室のような雰囲気をかもし出す。庭につながる扉窓からは、庭の美しい景色が堪能できるし、休息が取れるようにテーブルと椅子が備え付けられてあって、テーブルには画集がおいてある親切さ。

カフェは、新館にあるのだけれど、一面ガラス張りで建物を囲む自然の光を受け快適な空間になっている。カフェを楽しみに行くだけでもいいと思う。ケーキや軽食といった食べ物もおいしくて大満足でした。