昔は東京は水の都だったという話を聞いた.移動などに水路を使っていたり,あちこちに井戸が掘られていたり.そのような話を聞いてもあまりピンとこなかったのだけれど,京都に行った時に水の街ってこんな事なのかなとイメージができた瞬間があった.
街の内側にまで,水路が張り巡らされていて,荷物を水路伝いに運べるようになっている.昔は車がなかったから,重い荷物を運ぶには水路が一番の「道」になっていたのだろう.
今いるMalmoも水の街.海に囲まれているという事もあるけれど,水路もあちこちにあります.歴史的な経緯は知らないけれど,何らかの用途で水路が造られたのでしょうか.なににせよ,水辺のある生活圏ってとても気持ちがいい.しかも水が澄んでいて臭みが全くない.
今日コペンハーゲンの街を歩いていて,コペンハーゲンの水の街の側面に改めて気づかされた.コペンハーゲンの水域もとても奇麗.都会らしく所々濁っている場所もあるけれど,臭くもなければ,澄んでいて底が見える.広がる水と空,土手の歩道と,木々.水も空気も澄んでいる街.