一つ疑問に思っていることがあります。あの、かの有名な青色発光ダイオードとスカンジナビアの関係についてです。
こちらに来てから、スウェーデン、デンマークがデザイン王国と言う名に恥じないぐらい、とてもデザインセンスに溢れ、かつ奇抜なオブジェクトにたくさん出会っています。何のオブジェかと驚かされるぐらいセンスに溢れた、Metroの駅。突如として現れる,赤煉瓦の壁(壁だけ)。空に浮く宇宙船のような新しいオペラ座。しかし...突如として、センスを疑いたくなるようなモノもあります。
その一つは、トイレ。あの便座が冷たいということは、まぁ、ヨーロッパだから許すことにしましょう(注)。しかし、あのアオトイレは、一体なに?
はじめに発見したのは、マルメでした。公共トイレの入り口が開いていて、通勤中に中が見えたのです。その、室内に使われている蛍光が、青。青?と始めは、目を疑いました。しかし、何度見ても青色の蛍光灯を使っているのです。その次に、みつけたのは、かのコペンハーゲン大学KUAの女子トイレ。ある箇所だけ、青蛍光の部屋となっており、気分は宇宙船の中か,金曜のクラブか....。
KUAのトイレデザインには、一家言ありますが、特に青色蛍光が不思議でしょうがないのです。
あれは、心理的に安らぐとか、何か意味があるのでしょうか。マルメにもあったことですし、何か意味があるに違いないと思っています。
注:許すとはいっても、何か行動を起こしたいと思っています。ヨーロッパの公共施設のトイレに、暖かい便座の導入を進める会(仮称)として、共に活動してくれる人募集中。