環境関連で注目を集めることが多いスカンジナビア。スウェーデンでは、バイオ燃料が盛んだし、デンマークの風力発電(今は、スペインに押され気味だけれど)も有名。理由を考えると、主要産業がこれといってなかったからとか、自然回帰の運動が盛んだったからとか、さまざまな要素が絡み合っていそうだ。
今でも、オーガニックフードは盛んで、årstiderneというオーガニック野菜セットが自宅に配達されるサービスなんて結構利用者がいるようだ。そういえば、我が家の近くのジェラートカフェもオーガニックジェラートである。
先日Annaと話をしていたときに、コペンハーゲンの北にある特異なコミュニティの話を聞いた。自給自足をモットーにしているコミュニティで自然にやさしい生活をするために、家も藁(わら)を使って作っているそうだ。フレームを木で組んで、壁を藁俵で積み上げていく。その上から、土をかぶせて壁を作るそうだ。知り合いは、3年かけて家を自作し、住んでいるとのこと。
藁小屋?と、疑問に思っていたのだけれど、たまたま建築関係の記事を読んでいたときに straw bale buildingという言葉を見つけた。藁俵の家ともいえるだろうか。どうやら、アリゾナやニューメキシコで盛んで、藁小屋作り集団がたくさんいる模様。いつか機会を見つけて、彼らの生活を見に行きたいと思う。
ちなみに、デンマークの環境に配慮した村はTorupと呼ばれています
写真. http://www.well.com/user/pk/waterfront/photo-of-the-week/Photo020819.htmlより