デンマークの言葉は世界一美しくないといわれていますが、それでも、デンマーク人はデンマーク語を愛しています。汚い言葉と言いながら、嬉しそうに、早口言葉ならぬ、言いにくい言葉の一覧を繰り返させる人は沢山います。
言葉が汚いと言って嘆くのではなくて、その言葉そのもの、美しく聞こえないところも愛しちゃっていることがよくわかります。
これは、デンマークのメンタリティなのかどうなのかわかりませんが、国に取ってとっても良い傾向ですよね。
なんで美しい言葉じゃなかったんだろう...と言ってもしょうがない。それよりは、現実を直視して、価値観を変えていく(->美しいかどうかという価値観、評価基準を言葉に当てはめることをやめて、500万人国家であるが、国の言葉があるというところを評価するようにするなど)、ことで、満足することができると思うのです。
http://www.divinelight.jp/ml.htmlのメールマガジンを読んでいて考えました。
(写真:マルモのクリスマスイルミネーション)