北欧生活研究所

北欧在住13年。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

デンマーク医療にまたしてもやられた...ている

以前の長〜い投稿(デンマークのインター幼稚園)に予想外に多くのコメントをもらった。心地いい体験ではなかったし、一般公開したい経験というわけでもないけれども、多くの方に私の体験を伝えられたのは、よいことだったと思ってます。そしてなんらかの賛意を示してもらえるのは、「コロコロ環境を変える」ことに対し、息子の情緒安定要素に心ならずも貢献し、一縷の引け目を感じていた母親として、サポートいただけたようで、ちょっとだけだけれども肩の荷が下りた気分です。

で、あれは実は「怒涛の一ヶ月」の出来事の1/4程にすぎず、まぁ、言って見れば氷山の一角なんだけれども、その他の事項に言及しないことで、生活・仕事の面でいろいろと支障が出てきたので、手遅れにならないうちに、もう一つ合わせて(愚痴→)報告です。

9月28日、息子の新しい幼稚園開始日、もしくは次の日だったか…、早朝、家の階段から落っこち、軽い脳震盪を起こした。階段の先にあったユカリちゃんの部屋の扉に衝突して扉全開、侵入なるも、(たぶん)ユカリちゃんを起こすことはなく、1分弱ほどで起き上がることができた。

記憶を一瞬でも失ってたかどうか、その後何度も聞かれたのだけれども、そんなことわからない。その後、頭痛は消えず、息子はほぼ一日中家にいるし(以前のエッセイー愚痴ー参照のこと)家で休息を取ることもままならない。折しも住み込みで子供のお迎えやらなんやらを手伝ってくれてたユカリちゃんも、30日には帰国ということで、いざという時にヘルプを頼める人もいなくなってしまったような時だ。通常の仕事のスケジュール、慣れた幼稚園、通常の小学校プログラムであれば、どうにかなっていたかもしれないが、幼稚園は慣らし保育中、小学校は社会貢献週間で共働きデンマーク社会にも関わらず、2時から学校での準備やイベント、チャリティ活動に親(モチロン旦那は行かないから、私が行くしかない)が駆り出され、しかもユカリちゃんの代わりに家に住み込むことになったウラ若き好青年米国人ヘンリーは、当然ながら(米国人男性に対する偏見)気が利かないし、キッチンを片ずけずに就寝、出勤するので、結局、片付いてないことが気になる人(私)が、業を煮やして掃除することになる。そして、マーフィーの法則の通り、旦那は出張でシンガポールハンブルクマルセイユを周遊。息子の幼稚園の園長はクソだし、娘も女友達関係の悩みが浮上中だった。そして、私はキャパを超えて肉体的に疲労し、そして精神的にも疲労していったわけだ(ここまで完全に愚痴)。

階段から落ちて、確か2日目ぐらい、息子が数時間幼稚園に行っている間に、大学に仕事しに行って見たのだけれども、途中電車の中で吐き気を催し、頭痛が激しくなり、同僚に家に帰れと諭され帰宅、周りから勧められてようやく家庭医にコンタクトして見てもらったら、脳震盪よりも 左眼がオカシイ、反応してないみたいだと言われた。
私は、左目を2006年に網膜剥離で手術していて、人工レンズが入っている。日常生活に支障がないとは言わないけれども、まぁ、片目が不自由でもどうにかなる、なってきた。ただ、確かに、見えにくいし、視点が定まらないことには気づいていて、特に写真とかは、最近特にキライだ。斜視のように写るから。原因の一つは、この人工レンズがずれていたせいだったらしい。。

その後、家庭医から、眼科の紹介を受け検査し(専門医にまわしてもらえた!)、案の定、3ヶ月以内には手術対応できないから(デンマークの医療における待機日数は近年の社会課題だ)、プライベート病院にコンタクトしてください、そこで検査を受けてくださいと国から手紙を受領したのが、10月10日ぐらいだったと思う(本当は高額になる私立病院での治療もこのような場合は国が補償してくれる)。
やっと帰国した旦那が、プライベート健康保険会社に連絡して(加入してたらしい)、私立病院での検査を経て回されたのは、私と同じ症状の手術数が国内トップの国立病院。その国立病院での検査が、初めの医師の検査から1ヶ月ほど過ぎた今日だった。人工レンズが、きちんと定位置にないこと、また2006年の手術時にどうやら不可思議な対応がなされたことが、本日わかった収穫だ。
目が常時疲労し、頭痛が続き、船酔いが続く状態で、山積みの仕事を片付け、日常生活を送るのは、思いの外大変だということが、1ヶ月続けてきてようやく身にしみてわかってきた。片目が見えないぐらいどうにかなると思って普通の生活を心がけてきたけれども、作業効率は大幅に落ちるから、いままで通りのペースで進めることは困難だった。レポート書きやら、資料作成、提案書、論文作成、論文レヴュー(なぜか今これが10本ぐらい)、いやメールの確認ですら遅延気味。特に公私にわたり一緒にプロジェクトをしている皆様には、多大な負担をおかけしている(ことにようやく気付いた)。自分ではできるつもりだしやるつもりだから引き受けて、周りに迷惑をかけるという最悪のパターンだ。。

長くなったが、今の私の現状はこんな感じ。ちなみに、本日の検査の結果、手術計画は4週間以内にたてられ、手術は早くて数ヶ月先だそうだ(誇らしげな某国立病院の医師談)。その間、荒海の航海を続けるか、日本に帰国して高速医療に乗っかるか思案中。