北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

デンマークの選挙制度

中選挙区比例代表制を併用。有権者は選挙区の個人または政党に投票し、個人票は政党得票数として計算される。
議会は一院制で、179議席。政党得票数に比例して議席配分がなされ、個人票は候補者の党内リストの順位に影響を与える。135議席が国全体の選挙区に配分されるが、人口の少ない地域は若干優遇されている。また、支持の分散している政党も当選の可能性を与えるための調整議席が40ある。グリーンランドフェロー諸島は各2議席を有する。
1953年まで二院制だったが、Landstingが廃止され、Folketingが残った。選挙権は18歳から。学業のために海外にいるデンマーク国民は、在外選挙が可能だが、海外で働くデンマーク人に選挙権はない。
投票率は、82%から88%の間であることが多い。
1909年以来、絶対多数となった党はない。そのため、立方は和解的で中間的立場を求める傾向があり、collaborative democracy協力的民主主義と呼ばれる。
選挙は、4年毎に行われるが、首相が解散総選挙を宣言することも出来る。国会が政府に対する不信任案を可決した場合、 辞任及び解散総選挙を行わなければならない。

選挙区に関しては、WIKI参照のこと

参照
在日デンマーク大使館