デンマークネタ
不思議な、面白いデンマークネタを見つけたので、備忘録として記録。
一つ目
菜食ダイエットの利点は、第一次世界大戦中、デンマークが封鎖されている機関に認められました。そのとき、肉などの食糧が国外から入らず、デンマーク人は穀物、野菜、果物、蜂蜜と乳製品を食べて暮らさざるを得ませんでした。そして、そのダイエットを強いられてから1年間、なんと死亡率が17%減少したという、意外な結果が分かりました。つまり、デンマーク人が野菜・牛乳食にすると、より健康になって、さらに死亡率が格段に減ったわけです。ノルウェイでも、1940年〜1945年の間、肉の供給が困難になったため、同様な経験をする人間がいました。菜食を強いられたその国々では、ダイエットを始めてすぐに血管病による死亡率が減少したが、戦争が終わって肉食に移ってから死亡率が再び元に戻ったのです。
二つ目
阿部謹也さんの『ヨーロッパ史をいかに学ぶか』を読んで知ったのだが、デンマークにはユーリの日というものがあるらしい。
ユーリの日というのですけれど、クリスマスのころになるとデンマークの女子学生たちは、みんなが真っ白なシーツを頭からかぶって、男子学生の部屋を、朝の三時ごろに訪問して、朝のお酒を進呈する習慣があるのです。しかしこれをユーリの日にやれば、向こうはちゃんと来るのを待っていますから面白くない、ユーリの日にやったのではあまり劇的な効果がないというんで、、数日前などに突然やるんだそうです。そうすると実におもしろいことが起こる。みんなあわてふためいて、中に女子学生が一緒に寝ていたりすることもある(笑)。日本の寮とは違うんです。ヨーロッパの寮はそういう点自由ですから、こういうことをやっている。
ヨーロッパ史をいかに学ぶか(amazon) p18
事実関係を確認せねば。