北欧生活研究所

2005年より北欧在住。北欧の生活・子育て・人間関係,デザイン諸々について考えています.

駐車できない女

f:id:jensens:20161016033414j:imageまた、あのいつもの駐車場でスタックした。なぜかわからないのだけれど、幅寄せしすぎて駐車スペースから出られなくなってしまったのだ。向かい側に駐車した車の親切な紳士が、切り返しし続け、どんどん深みにはまっていく私を見かねて?!親切にも手伝いましょうか?と声をかけてくれたのだけれど、「今は無理!」と向こうにはおそらく理解不能だろう返答をしてしまった。いや、でも本当に頭がショートして危険信号が付いていたので、どうしようもない。
買い物を終わって深呼吸の後に駐車スペースから出ようとした私に背後から「切り返しは反対だよ!」とのアドバイスが飛んできて、顔を向けたらまた同じ紳士だった。
右に切り返してバックするはずのところ、左に切り返す私の頭の中や理解力の乏しさを自分でも説明することはできないのだけれども、自分に改めて正直になると、私は右に行くべき時に左に行ってしまう人なのだ。それを改めて認めなくてはいけないことを久しぶりに再認識した次第。
そして改めて親切な紳士に感謝。本当に親切な人だった(呆れてたかもしれないけれど、そんな様子は全く見せず)。
このような「車でスタック」をかなり頻繁にする私は、まるで外に目があるかのように自由自在に車を操れる人の頭の中の仕組みや身体感覚が実はよく理解できない。ただ、おそらく自分とは全く違う論理で動いているのだろうことは理解できるが故に、できない人を理解できる「できる人たち」は、どのような思考プロセスを持っているのかにとても興味がある。
(つまり、本当は呆れてるのか、それとも頑張ってもりきできないんだということを理解してくれているのかってことです)
そんなことを考えながら夜明けを迎えた時に見た朝焼けがとても綺麗だった。