以前より行きたいと思っていたレストラン56°に、天気のよい初夏の風に吹かれつつ行ってきました。王立建築学校などがある古い倉庫を活用した雰囲気あるエリアの一角にある小さなお家。こんな風がそよそよ吹いて、日差しが優しく陰を伸ばし、目の前をカモや白鳥が歩いている景色は、日本人であれば一度は憧れる。実際私は花粉でグシュグシュなのが、現実だったりするのだけれど。

いわゆる新北欧料理といわれるジャンルで、繊細な味付けと、地元素材で楽しませてくれるレストラン。シンプルな素材の味が、これまたシンプルな調度に合って、相乗効果を醸し出す。
デンマーク料理はどこいっても同じだった10年前からは想像できないような、ローカル素材の見直しや、調理法の洗練から生まれた新しい北欧料理。
