はじける週末、二日目の土曜日。前々から気になっていたVEGAに、Kentと女の子の友達と彼とで行くことに。集合夜の11時の、久しぶりの本格的な夜遊び。彼曰く、デンマークのクラブは、12時過ぎないと何も始まらない、んだそうで、その時間に合わせて、皆と待ち合わせ。
このKØBENHAVN VにあるVEGAは、ライブハウスとして有名で、私がこのVEGAを知ったのもそこから。友達、Misatoに教えてもらったデンマークバンドKashmirのライブがあった場所ということで記憶にとどめていた(参照)。
フロア2つのVEGAは、東京レベルで言えば、こじんまりとしたクラブなんだけれど、趣向が少しずつ違っていて面白い。何よりも、今回のヒットだったのは、インド人DJ。自分でも楽しんで音楽をかけていて、自分でも踊りまくる。昔仲良かったインド人に教えてもらって、一時期インドダンス(?)にはまった身としては、耐えられない喜び。そのうち、音楽がロシアっぽくなっていったり、音楽の流れは、まさに奇想天外。あっちでは、コサックダンスしている人がいれば、こちらでは、バレエっぽいダンスをしている人がいて。
そのフロアにいた人たちも同様に個性的。とっても目立っていたのが、キルトをお召しの長髪の男性とそのパートナー。二人の写真がないのが残念ですが、見かけも一流(?)、踊りも一流で、周りのダンスと一線を画していた。ついつい見とれていたら、キルト君から、お誘い受けてしまいました。
サルサやタンゴ、ソーシャルダンスに共通して言えることだけれど、ヨーロッパ系のペアダンスって、片方(特に男性側)のリードがウマいと女性側がよく踊り方を知らなくても踊れてしまうんですよね。しかも、キルト君、細く見えた体は、しなやかに鍛えられているバレエ風の筋肉。引き具合も、支え具合も適度で、自分がとってもウマくなったように踊れる。ステップ、ターン、あっという間に時間が過ぎていく。
VEGAを出た後、明るくなりかけている空を見ながらの締めは、中央駅正面のpølsevogneのお夜食。次の日、つらくならないためにも、重要だ!そうで、彼の主張を受け入れ、皆で"すべて入ったホットドック"をバクつきました。